淫行

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「淫行」とは、社会の性道徳から外れた行為のことである。各都道府県で制定されている淫行条例のイメージからか、女子校生や中学生などが攻略対象であることが多い。「淫行教師」など、職業の前に付ける場合もある。

JKと淫行教師SP〜渡る世間はエロ教師ばかり〜


夕陽が反射して少しだけ光る、まだ新しいリノリウムの廊下を歩く。そして俺の斜め前を、1人のJKが先導するようにして歩いていた。息遣いさえ聞こえそうなほどに静かな廊下でも彼女が発する音は無く、まるで氷の上を滑るように静かな足の運びは、彼女の性格そのものを表しているようだった。彼女の名前は湯河原依代。俺の教え子だ。教え子といっても、俺は担任というわけではなく、依代の属している部活、新聞部の顧問教師をやっている。来年卒業を控えた3年生で、この時期になっても未だに部を引退せず、部長の座に居座っていた。

いや、これでは悪く聞こえてしまうか。正しくは、他に部員が居ないので下級生に引き継げず、仕方なく部長をやり続けているといったところだろう。文化系よりも体育系の部活が活発で、スポーツ奨学生も多い我が校では、文化系の部活はどれも形ばかりだ。もちろん新聞部も例外ではない。そんな中でも依代は、校内のニュースを集めた新聞を月に2回発行し、廊下の掲示板などに貼り出していた。体育系の部活動が盛んなので新聞のネタには事欠かないが、依代の書く記事は真面目過ぎて、教師の受けは良いものの生徒からの評判は今ひとつのようだ。プロ選手じゃあるまいし、地区大会優勝のインタビュー記事なんて書かれても、興味を示す奴は冷やかし目的の同級生くらいなものだからな。そういったカタい雰囲気も、新聞部の人気の低さに拍車をかけているのかもしれないが、それでも信念を曲げず、おカタい新聞を作り続けている。自身が根っからそういう性格なので、これも仕方の無いことだろう。

歩きながらほんの僅かだけ振り向いて俺を確認し、再び何も無かったように前を向いた。レンズが小さく細長い眼鏡を通して見る瞳は恐ろしく冷淡で、何か俺が悪い事をしたのか、心の内を読まれて睨まれたのかとすら感じてしまう。しかしそう見えるだけで、決して冷たいタイプではない。部室へやって来る友人とも楽しそうにやっているし、単にそう見えるだけという顔のつくりの問題だろう。性格を良く知らない一部の男子生徒からは新聞部のPTAとかザマスなんて呼ばれ方をされていたりもする。せっかく綺麗な顔をしているんだから、もっと愛想良くすれば男子生徒からの人気も出るだろうに。

で、その新入部員ってのは2年生だって言ってたよな?どうしてこんな時期に入部希望なんだ?そして、この教え子へ向けて淡い恋心などを抱いている不埒な俺は、四十路独身の国語教師だ。依代の説明の時にも話したが、部員1名の新聞部の顧問も兼ねている。俺は依代と違って素晴らしき校内新聞制作への意欲は薄いのだが、俺の評価が下がるといけないので、とりあえず真面目に努めるようにしていた。教師からはイヤミを言われ、生徒からはナメられるストレスの多い職業だが、教師以外なんて考えられないからな。立場を良くしておくに越した事は無い。

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