清純

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「清純」とは、清らかで純情な様子のことである。性に対する知識が浅く、それ故に処女であることも多い。ラブラブエッチから寝取られ凌辱まで幅広いジャンルで採用される。

清純なカラダは、アイツの腕の中で男を知っていく ―彼女の幸せそうな姿を、指を咥えて見ているしかない物語―


終業ベルが校内に鳴り響くと同時に、張り詰めた空気が弛緩していくのを感じた。今日は金曜日。勉学の戒めから一時解き放たれる、すばらしき日であった。「ダメだよ、そんなにダラしない顔したら」そんな顔してねぇだろ。「見なかった事にしてあげる♪」いや…だからしてないって言ってんのに…隣の席から話しかけてきたのは、幼馴染の狩野泉。俺たちが小学生の頃からの付き合いで、いわゆる腐れ縁の女の子だった。ホームルーム、はじまるよ。そんな俺に、泉を挟んで反対側の席に座っているヤツから声がかかる。川越吾郎。こいつもまた、俺と泉と小学校から腐れ縁をやっている大事な仲間だ。

わかってるっての…子供扱いするなよな。ちゃんと注意する人がいないと、すぐに騒ぐからね。猿かっての…悪態をつこうとしたその時、教室の扉が開いて担任の教師の仏頂面が入って来た。担任の先生は西村先生というおじいちゃん先生だが、背筋が真っ直ぐ伸びた、シャンとした先生である。かなり厳しい先生で有名だったが、無口で余計なことを言わないので俺らは…この先生の事が大好きだった。特になし。帰れ。一緒に帰ろうぜ。「今日は遊びにいかないの?」ああ。特に予定ないからな。ソッコー帰って寝る。ちょっと…早すぎ…「まって、まだ準備できて…」鞄など持たない俺は、一足先に教室を出ると、無人の校門で2人を待つことにするのだった。

週末の繁華街を3人で歩く。学校はこの繁華街を抜けたところにあるため、この時間は学生の姿がよく見られる。その中に俺たち3人の姿もあった。登校時はほとんどの店が閉まっているのであまり気にならないけど、下校時は誘惑が多いのが悩みの種だった。繁華街で何かするには学生の小遣いではとても足りない。うっかりどこかの店に入ろうものなら、一ヶ月の小遣いのほとんどを使ってしまうだろう。なので、足を早めて帰宅を急ぐことにする。

歩くの早いって。イキナリいちゃもんがついた。わり、急がないとどこかの店に入っちゃいそうで…「いつもこういう所で遊んでるの?」こういう所も何も、毎日通ってるじゃん。「そうだったね」天然。「天然じゃないもん」可愛くすねて見せる泉だったが、残念なことにその言葉には説得力というモノが全く感じられなかった。入ったことあるの、この辺の店。ちょっとだけな。小腹が空いたからと思って入ったらエラい目にあった。「高いもんね、この辺。コーヒー一杯千円とかでしょ?」そうそう。たかがコーヒーくらいと思って、メニューも見ないで注文したのが間違ってた。あの時は確か、クラスでよくつるむ連中と一緒に行ったんだっけ。今日はこれから遊びに出かけたりするの?いや、今週は特に予定ないよ。「珍しいね、誘われないの」たまにはゆっくりしたい時もあるしな。受験で忙しいヤツもいるしさ。

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