戦国時代

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「戦国時代」とは、複数の勢力が戦いを繰り返し、覇権を奪い合う時代のことである。エロゲーのタイトルとしては「戦国~」と言った名称を付けられる事が多い。題材としては、日本の戦国時代を描く場合と中国の三国時代、いわゆる「三国志」を元にする場合がある。歴史上の武将がキャラクターを引き継ぎ、女性となって登場する作品が多く見られる。

戦国†恋姫X 〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜


伯父さんはホント、人使いが荒いんだよな…剣術の鍛錬に真剣を使うことになったから…ってのは良いとして、ついでに蔵の整理まで押しつけてくるんだから。あの伯父さん、笑顔で人に無茶を強いるのが得意技なんだよな。そのクセ、妙に口が上手くて、いつのまにか乗せられてたりするし。食えないおっさんだよ、全く。棚に積まれた古い本やら巻物やらを整理しながら、俺の保護者に毒づいてみる。それにしても…ガキの頃から気になってたんだけど、なんでこの家の蔵はこんな中華風なんだ?都会から遠く離れた片田舎の山の中で、かなり広い敷地に建ってる伯父の家は、和風というよりどちらかというと中華風な建物がいくつもある。母さんが事故で死んじまってから、ガキの俺を引き取って養ってくれてるけど。

あの伯父さんはホント、謎が多いおっさんだ。母の兄である伯父は、俗に言うかなりの蕩し…もといかなりの艶福家で、俺が育ったこの屋敷には、五十二人もの女性が一緒に住んでいる。一人、見た目は男、心はオネエなマッチョ姉ちゃんがいるけど。ガキの頃、兄ちゃんって呼んだら、目線だけでおしっこチビッて、それ以来、マッチョな人は苦手だ。五十一人のお嫁さんたちと暮らしてるってんだから、そりゃ一般の都会で暮せば、通報されるってもんだよな。だからこんな山の中に屋敷を建てて、そこに住んでる…ってのが朱里姉ちゃんからの説明だったけど。ほんと謎だ…謎すぎるおっさんだ…と、ブツクサ言ってる場合じゃねーか。早くしないと、夕方の鍛錬に遅れちまう。愛紗姉ちゃん、時間に遅れつとおっかねーし…さっさと刀を探しちまおう。

これかな?扉の奥の棚に、無造作に押し込まれていた刀らしきものを手に取ってみた。掌にずっしりとした重みが伝わってくる。重さのバランスも良いし、リーチもちょっと長めで俺好みだ。良い刀だな、これ。柄の長さも丁度良く、まるで俺用にあつらえてあったかのように、しっくり手に馴染む。こんな日本刀がウチにあったなんてな。見た感じ、古い時代の業物って感じはしないし、ということは、最近作られたものなのかな?現代の刀鍛冶で、これだけの刀が作れるってのもすごいよな…日本刀の製作技術はすでに失われたとか聞くけど、それでこれだけ使い勝手がよさそうな刀を作れるんだから、それはそれで凄いことだ。さすが物作り日本…と、これはなんだろ?

棚にあった日本刀の横、こちらも無造作に押し込まれた丸く大きな物体があった。これ、なんだろ?鏡?でもガラスもはまってないし…銅鏡ってやつかな。辛うじて顔が映ってるような…そんな具合に小汚い銅鏡を手にとってみる。伯父さんも趣味人だね。これ、いくらしたんだろ。古物収集が趣味で色々と集めてるとは思ってたけど。高い金出して買ってるんだから、もうちょっと丁寧に保管しとけば良いのに。服の裾でゴシゴシと擦ってみるも、鏡面に付着した埃は取れそうにない。もう、鏡としての機能は復活しねーのかな、これ。だけど磨けばまだ…「刀は見つかったか?」凪姉ちゃんだ。そういや今日は二人に鍛錬される予定だった!はいはい、今行くよ!蔵の外から姉ちゃんに声を掛けられて、俺は棚に放り込まれていた刀を手に取った。その瞬間―

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